予防のポイント

  1. がんにり患する確率は、男性は62.1%、
    女性は48.9%。4人に1人はがんで亡くなっている。
  2. 多くのがんは、早期発見・早期治療で生存率が上がる。
    女性特有のがんは、若い世代からリスクが高くなる。
    決められた時期から定期的に検診を受けよう。
  3. 子宮頸がん予防には「HPVワクチン」接種が有効。
    家族で話し合う機会を作ろう。
  4. がん検診を受診したら、検査後の精密
    検査の受診が大切。精密検査が必要と
    言われたら、すぐに検査の予約をしよう。
  5. 生活習慣で予防できるがんもある。
    栄養・食生活、運動、睡眠・休養、
    喫煙、飲酒など自分の生活習慣が
    適切か見直そう。

Dr.Kの深堀り解説

4人に1人は
がんで亡くなっている

国立がん研究センターがん対策情報センター「がん登録・統計」2020年データによると、がんにり患する確率は、男性は62.1%、女性は48.9%です。熊本県の令和4年のがんによる死亡者は5,552人で全死亡者の22.7%を占めています

出典:
国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん罹患モニタリング集計(MCIJ))
国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)

国が推奨するがん検診 5種類

家族で話そうHPVワクチン

HPVワクチンは、子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等の原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
小学校6年~高校1年相当の女子を対象に定期接種が行われています。
また、平成9年度生まれ~平成19 年度生まれの女性で定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方には、令和4年4月~令和7年3月の3年間、公費で接種できるキャッチアップ接種が行われています。
接種について家族で話し合う機会を持ちましょう。

※公費によるHPVワクチンの「キャッチアップ接種」は令和7年3月までです。詳しくはこちら


がん検診を受診したら、
検査後の精密検査の受診も大切です

精密検査が必要と言われても、約2割の方が検査を受けていない状況です。がん検診は精密検査が必要な場合、精密検査を受けるまでが1セットです。

生活習慣を見直そう
がんを防ぐための新12か条

この12か条は日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものです。

国立がん研究センターがん予防・検診研究センター